一生に一度しかない小学校の卒業式は、着物で出席したいと考えてるかたも多いのではないでしょうか?
大事な思い出としてアルバムにも残るのですから、きちんとした恰好で出席したいですね。
ですが着物では少し堅苦しいのではと考えるかたもいるでしょう。
そもそも他のかたはどんな恰好で出席しているのでしょうか?
また、慣れない着物を着るうえでのマナーや着崩れを防ぐポイントを覚えて卒業式を楽しく迎えてみましょう。
小学校の卒業式での着物の着用率は?
小学校の卒業式に着物を着てくるかたはどれくらいいるのでしょうか?
卒業式とはいえ公の場ですから、上品な装いのほうがいいでしょう。
洋服でしたらツーピースやスーツですが、体形を選ばないうえ普段はあまり着る機会がないので着物を選ばれるかたもいらっしゃるでしょう。
洋服に比べたらまだ着用率は少ないですが、場面が華やかになるのでおすすめです。
一人で着ていくのが不安な方は、ご友人と相談して一緒に着物を着るのも楽しいと思います。
最近ではレンタルも豊富でプロに相談することも気軽にできますので、着用率も増えていくのではないでしょうか。
慣れない着物で着崩れを防ぐポイントは?
洋服で普段動くように着物で動いてしまうと、着崩れを招いてしまうおそれがあります。
式の間はご自分で直すしかないのですが、そもそも着慣れていないので直すのも一苦労でしょう。
ですので着崩れをしないようにすることが大切です。
椅子に座るときには背もたれにもたれない、動作を大きくしないなど、着物の形を崩さないようにしなくてはいけません。
腕を上に上げない、体をひねらないなど洋服にはない細かな制限がありますが意識していれば大丈夫です。
そして歩く時には少し内またにして、歩幅を狭くするとよいでしょう。
お手洗いの時が一番崩れやすいのですが、着付けの際にどのようにすれば崩れにくいか教えてもらいましょう。
万が一崩れた場合にも、ご自分で少しだけ直せるように調べておくと安心ですね。
卒業式の着物にマナーはあるの?
まず、卒業式に着る着物の柄については地域によってとらえかたが違うようです。
卒業式はお別れの場であるから落ち着いた柄がいいという考えと、感謝の気持ちを込めて華やかな柄がいいという考えがあります。
このあたりはご自身の地域に合わせた方がよいでしょう。
訪問着よりも付下げや色無地という、控えめな華やかさのあるものが好まれるようです。
また、着物を着る際にはメイクや髪型などが派手になりすぎないようにしましょう。
共通しているのは主役はお子さまなので、着物ばかりが目立たないように気をつけるということです。