ふと、疑問に思ったこと、
菖蒲とあやめって似ているけど違いはあるの・・・。
こんな風に思われている方、
実は多いかもしれませんね。
そこで今回は、
植物のそれぞれの違いについて、調べてみたのでご紹介します。
Contents
・名前は菖蒲、しょうぶ、
・名前の由来、昔はこの菖蒲をアヤメと言っていた。
・科目、ショウブ目ショウブ科、
・属性、ショウブ属
・開花時期、5月頃から6月くらいまで
・生育場所、水辺に咲き、日本では、北海道から九州まで幅広く分布している。
・花の色・大きさ・花びらや花弁など特徴、黄緑色の円柱状の肉穂花序
・葉の色・大きさ・葉形や葉脈など特徴、ショウブの形が刀に似ていること、
邪気を祓うような爽やかな香りを持つことから、
男子にとって縁起の良い植物とされてきました。
・その他特徴など、漢方に用いられ、日本では菖蒲湯などに用いられる事が多い。
続いては、アヤメを見ていきたいと思います。
・名前、アヤメ、漢字で書くと菖蒲になります。
・名前の由来、サトイモ科のショウブ(アヤメグサ)を指した語で、
現在のアヤメは「はなあやめ」と呼ばれた。
アヤメ類の総称として、厳密なアヤメ以外の種別にあたる。
剣状の細い葉が縦に並んでいる様子が文目(あやめ)模様。
花基部の網目模様からの説もあり。
・科目、キジカクシ目、アヤメ科
・属性、アヤメ属
・開花時期、5月中旬から下旬
・生育場所、山野の草地に自生ことが多い
花の色・大きさ・花びらや花弁など特徴、紫、まれに白で網目模様、
外側の花びらに黄色い模様がある。
・葉の色・大きさ・葉形や葉脈など特徴、主脈不明瞭
・その他特徴など、ハナショウブやカキツバタを、
アヤメと呼称する習慣が一般的に広まっている
続いては花菖蒲について、見ていきたいと思います。
・名前、はなしょうぶ、花菖蒲
・名前の由来、葉が菖蒲に似ていて花を咲かせるから。
・科目、キジカクシ目アヤメ科
・属性、アヤメ属
・開花時期、6月上旬から下旬
・生育場所、湿ったところに育つ
・花の色・大きさ・花びらや花弁など特徴、紅紫、紫、絞、覆輪などで、網目なし
・葉の色・大きさ・葉形や葉脈など特徴、主脈太い
・その他特徴など、系統を大別すると、品種数が豊富な江戸系、
室内鑑賞向きに発展してきた伊勢系と肥後系、
原種の特徴を強く残す長井古種の4系統に分類でき、古典園芸植物でもある。
他にも海外、特にアメリカでも育種が進んでいる外国系がある。
続いては、かきつばたを見ていきたいと思います。
・名前、カキツバタ、燕子花、杜若
・名前の由来、漢字表記の一つ「杜若」は、本来はヤブミョウガという
別種の漢名「とじゃく」であったが、カキツバタと混同されたものである。
かきつばたの色(青紫)を染み出させ布などに書き付けた、
つまり衣の染料に使われたことから「書付花」と呼ばれていたのがなまったもの。
・科目、キジカクシ目アヤメ科
・属性、アヤメ属
・開花時期、5月から6月
・生育場所、湿地などの水中や湿った所に育つ
・花の色・大きさ・花びらや花弁など特徴、薄紫色の花をつける。
白ないし淡黄色の斑紋がある。
・葉の色・大きさ・葉形や葉脈など特徴、主脈細小
・その他特徴など、元々は、いずれ劣らぬ美人が二人いるときに使っていましたが、
最近はいずれも優劣がつけ難いほど素晴らしいものを例えて使う言葉になっています。
ただ、単にどちらもよく似ていて見分けにくいものを言うわけではありません、
美しい(素晴らしい)という前提条件が必要です。
いかがでしたでしょうか?
調べてみたところ、違いは花弁にあるということでした。
その違いは、
「花弁の元を見よ!花菖蒲が黄色の目型模様、あやめが網目模様、
杜若が白の目型模様になっている」とありました。
一発で見分ける技もあるのだなと感心しました。
以上、『菖蒲とあやめの違いは?
花菖蒲とかきつばたとの相違点も画像で解説!』
をご紹介しました。
ぜひ、開花シーズンには、
それぞれの違いを見比べてみてはいかがでしょうか?
では、今日も皆さんが
笑顔でいられますように、、、(^_^)/♪