みそ汁の薬味や鍋の具材など、
ネギは重宝する野菜ですよね。
でも、このところの野菜の高騰で、
「ネギを買うのはやめておこうかな…」
なんてこともあるのでは?
一年を通して、
毎日のように使いたいネギ。
ご家庭の菜園にネギがあれば、
とっても便利で経済的ですよね。
そこで今回は、
「家庭の菜園でネギを種から栽培する方法、
時期、手順、コツ」についてご紹介します。
Contents
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出典元:https://goo.gl/images/XcxNjB
それですよね!
なんだか、難しそう……
そう思った方も
多いのではないでしょうか?
そもそも、ネギを家庭の菜園で、
種から栽培できるのでしょうか?
はい、大丈夫です!
もちろん初心者でも種から、
プランターで栽培をすることができます。
さらに素人でも種から、
畑で栽培をすることができます。
お手軽にネギの栽培をしてみたい方には、
「プランターでの葉ネギ栽培」を……
本格的にネギの栽培をしてみたい方には、
「畑での長ネギ栽培」を……
この記事では、
この2種類の栽培方法について
分かりやすくご紹介していきたいと思います。
さあ、それでは、
この2種類の栽培方法の
「時期、手順、コツ」について見てみましょう。
出典:https://goo.gl/images/3LyVtN
まずそもそも
ネギの種を蒔くのに適した時期は、
一年の中で何回あるのでしょうか?
一般的にそれは、
春と秋の一年に2回あります。
春の種まき(春まき)は、
3月の中旬〜下旬にかけてがベストな時期。
秋の種まき(秋まき)は、
9月の中旬〜下旬にかけてがベストな時期。
種を蒔く時期が、
一年に2回あるのはラッキーですね。
春にタイミングを逃した方は、
一年を待たずして秋に種まきの
チャンスがすぐに訪れるのですから……
栽培のスケジュールは、
地域や品種によっても違ってくるので
詳しくは一度ご確認くださいね。
上の表はおよその目安ですので、
ご参考程度にご覧くださいね。
【葉ネギの栽培/動画】
出典:https://www.youtube.com/watch?v=V0Ix1S9J6LM
まずここでは、
「プランターでの葉ネギの栽培」の
手順についてご紹介します。
プランターの場合は、
初心者でも簡単に葉ネギの栽培ができます。
狭いベランダでも栽培ができるので、
戸建ての方もマンションの方もおすすめです。
プランターなら持ち運びもできるので、
場所の移動も楽々ですね。
出典:https://goo.gl/images/CH7JNa
プランターの深さは、
10cm以上あれば大丈夫です。
プラスチック製、素焼き製の
どちらでもOKです。
素焼き製のプランターは、
通気性が良く根腐りしにくいので
さらに育てやすいですよ。
出典:https://goo.gl/images/apxYLE
プランターの底には、
鉢底石を2〜3cmしきつめます。
鉢底石は通気と水はけが良くなるので、
土を入れる前に忘れず入れてくださいね。
その上から市販の培養土を、
プランターの高さ1〜2cm下まで入れます。
出典:https://goo.gl/images/CusMp4
10〜15cmの間隔をあけて、
指でスジを作ります。
そのスジに1cmの間隔で、
種を蒔いていきます。
面倒な場合は、
ばらまきでも大丈夫です。
軽く土をかぶせ、
そっと水をたっぷりあげます。
その上にそっと
新聞紙などで覆います。
出典:https://goo.gl/images/da3chd
水やりは乾燥させないよう
小まめにたっぷりとやります。
水を与える時には、
優しくそっとかけるようにします。
水やりが終わったら、
新聞紙で覆いかぶせます。
出典:https://goo.gl/images/E8fFjN
成長を促すためには、
程よい間引きが必要です。
草丈が少し伸びてきたら、
間隔が2〜3cmになるよう間引きます。
草丈が10〜15cmになったら、
間隔が10〜15cmになるよう間引きます。
出典:https://goo.gl/images/DAHjnp
根元を2〜5cmほど残して
切り取るだけなので簡単です。
残しておいた根元から何度も
次々に生えてくるので、
収穫が長く楽しめますね。
切り取った時は、
肥料を与えてくださいね。
出典:https://goo.gl/images/esMA6s
葉ネギの水やりのコツは、
土が乾いたら小まめに
たっぷりとあげましょう。
とは、言っても
あげ過ぎると根腐りの原因
になってしまいます。
根腐りは再生できないので、
十分に注意をしてくださいね。
少し乾燥状態になった場合でも
水をたっぷりあげれば、
再生できることも多いですよ。
根腐りをしてしまうぐらいなら
乾燥をしてしまった方が、
まだ良いのかもしれないですね。
出典:https://goo.gl/images/xBiPmM
葉ネギの追肥のコツは、
2週間に1回ほど与えます。
お手軽に市販の化学肥料を、
使っても構いません。
やり過ぎはネギを軟弱にしてしまい
様々な病気の原因に繋がるので、
程々に与えてくださいね。
【お手軽なネギ栽培!】
【長ネギ栽培/動画】
出典:https://www.youtube.com/watch?v=mdE9CsTbiDM
そして、ここからは
「畑での長ネギの栽培」の手順について、
ご紹介していきたいと思います。
長ネギの特性は暑さや寒さにも強くて、
実は育てやすい野菜のひとつです。
長ネギの用途は幅広くて、
様々な料理に薬味や具材として使える
まさに万能野菜と言えますね。
畑での長ネギの栽培は、
プランターでの葉ネギの栽培に比べて
手間が掛かるため初心者には少し難しいです。
本格的なネギの栽培をしてみたい方には、
おすすめの栽培方法です。
出典:https://goo.gl/images/FZaQcd
まずはじめに、
苗を育てるための苗床をつくります。
苗床の準備としては、
種を蒔く3週間以上前に堆肥をまきます。
そして畑の表面を、
ある程度平らにならしておきます。
出典:https://goo.gl/images/G16WKT
畑の条間は約15cmくらいで、
溝をつけていきます。
畝の中心に1〜2cmの間隔で、
種を蒔いていきます。
蒔いた種の上には、
ふわっと軽く土をかけます。
そこへたっぷりの水を、
ゆっくり少しずつそっとかけます。
出典:https://goo.gl/images/yUnV7p
ネギの種は土が乾燥すると、
発芽率が悪くなります。
種を蒔き終わったら、
しっかり乾燥対策をしましょう。
ここは手抜きをせず、
しっかりと乾燥対策をしてください。
種の乾燥対策は発芽に影響を与えるので、
非常に重要ポイントです。
乾燥対策の方法としては、
不織布、もみ殻、ワラなどを
使い表面をカバーしてください。
出典:https://goo.gl/images/PnU121
種が発芽したら、
苗の間が4~5cm間隔になるように
間引きをします。
後々の成長に影響がでてくるので、
しっかりと間引きをしましょう。
草丈が約20cmになるまでは、
このままの状態で育てます。
出典:https://goo.gl/images/RLF71Z
草丈がある程度伸びてきたら、
植え付けの時期です。
まず畑の溝の底に
肥料を蒔いていきます。
そして蒔いた肥料の上に土を
かぶせておきます。
出典:https://goo.gl/images/6xmBfJ
苗の根を傷めないように掘り起こし、
1本ずつに分つけします。
掘った穴に、
苗を5cm間隔で並べていきます。
苗の根がかくれる程度に、
土をかぶせます。
根元には乾燥防止などのために、
ワラをかぶせておきます。
畑での栽培なので、
植え付け後は水やりは不要です。
出典:https://goo.gl/images/mL5MHF
分けつした苗は、
寄せ植えした方が元気に育ちます。
5cm間隔ほどに、
狭めて植えていきましょう。
浅植えにして、
片側の根元にはワラをかぶせます。
通気性もよく、
適度な水分を保ってくれます。
害虫や寒さなどから、
守ってくれる効果もあります。
出典:https://goo.gl/images/2Qhi6n
ひと月後、
追肥を行います。
ネギが立て掛けられた側と
反対側の畝に肥料を蒔きます。
土と混ぜながら、
溝に落としていきます。
葉が分岐する部分の4〜5cm下まで、
土をかけていきます。
出典:https://goo.gl/images/KWWHXb
土寄せの作業は、
長ネギ栽培の一番のポイントです。
葉が分岐する部分に土が入ると、
ネギがよく育たないことがあります。
土寄せは葉が分岐する部分の
4〜5cm下までにしましょう。
土寄せはネギの成長に合わせて、
収穫までに3~4回行います。
土寄せを繰り返すことで、
ネギの白い部分が伸びていきます。
出典:https://goo.gl/images/JfgWMu
ネギ坊主(花芽)は、
成長の妨げになります。
見つけた時には、
すぐに摘み取りましょう。
ネギ坊主の花芽が開く前の
小さい段階で摘み取るようにします。
出典:https://goo.gl/images/cVzc4r
さあ、いよいよ待ちに待った
お楽しみの収穫です。
緑葉の伸びが止まる頃が、
収穫のタイミングです。
ワラを入れた側に
スコップを入れ掘り起こします。
ネギの根元を手でつかんで
そっと引き抜きます。
出典:https://goo.gl/images/2eCvfd
ネギを含め作物の栽培の基礎は、
まずは土づくりが大切です。
特に長ネギは湿気に弱い作物なので、
根腐りしやすいです。
土壌は根腐りを防ぐために、
水はけの良い土や場所を選びましょう。
土壌の環境は、
pH6〜6.5くらいが最適です。
出典:https://goo.gl/images/17sTwm
そして土の次に重要になるのは、
ネギなど作物を育てるための畑づくり。
環境の良い畑は、
ネギを含め作物の成長を促してくれます。
畑の準備は、
苗の植え付け3週間前までに行い
堆肥を巻き込んでよく耕しましょう。
耕した畑には、
程よく畝を立てておきます。
畝の中央には、
深さ30cmほどの溝を掘りましょう。
【収穫時のポイント!】
出典:https://goo.gl/images/uvKZ42
今回はここまで、
以下についてご紹介してきました。
いかがでしたでしょうか?
ネギの栄養素は、
ビタミンC、ミネラル、カロチンなど
栄養豊富な野菜です。
ご家庭でネギを栽培すれば、
いつでも必要な時に新鮮なネギが収穫でき
便利で経済的で助かりますね!
ご自宅にお庭がある方なら
本格的な畑での長ネギ栽培に、
チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
ご自宅にお庭がない方でも
お手軽なプランターでの葉ネギ栽培は、
ベランダで楽しむことができますよね。
ご自宅でネギを栽培すれば、
いつでも気軽にお料理に使えて
とっても便利かつ経済的ですよね。
以上、『家庭の菜園で
ネギを種から栽培する方法は?
時期、手順、コツを紹介!』をご紹介しました。
ぜひ、プランターの葉ネギ栽培から
始めてみてはいかがでしょうか?
では、今日も皆さんが、
笑顔でいられますように、、、(^_^)/♪